専門医が執筆する医学コラム
鼻の皮膚が薄いと、その下のインプラント(プロテーゼ)の輪郭や色が透けて見えることがあります。皮膚と軟部組織が光と色を十分に覆いきれず、特に鼻先やインプラントの縁で目立つためです。材料の選択・層の配置・自家組織による被覆でリスクを下げ、まず診察で皮膚の厚さと原因を判断します。
鼻整形の後に遅れて生じる拘縮は、インプラント周囲の被膜(capsule)の収縮と瘢痕性の変化が重なって起こることが多くあります。原因となるインプラントと被膜を除去して収縮する力を解放し、短くなった長さを取り戻したうえで自家肋軟骨により支持構造を作る、という順で対応し、材料・術式は診察所見によって異なります。
耳介軟骨と鼻中隔軟骨は、採取部位・強度・形状が異なるため、鼻のどの部分をどう補強するかによって使い分けます。鼻中隔軟骨はまっすぐで硬く鼻先の支柱に、耳介軟骨は湾曲があり鼻先を覆う・微細な補強に主に用いられ、最終的な選択は診察と残存軟骨量の評価で決まります。
保存的鼻形成術は、鼻筋の自然な屋根(鼻背)を削らずそのまま残すため、ハンプを削り取るときに生じる「オープンルーフ(open roof)」ができないことが大きな長所です。その屋根を骨切りや軟骨移植で閉じ直す工程が減り、もともとの滑らかな鼻筋のラインを活かしやすくなります(個人差あり)。
鷲鼻は鼻筋の中間がこんもりと盛り上がって見える形状で、単に隆起を削るだけでは解決しない場合が多くあります。鷲鼻ができる構造的な原理と、矯正時に併せて考慮すべき点をまとめました。
曲がった鼻は、外から見える鼻筋だけでなく、内側の鼻中隔や骨・軟骨の構造も一緒に歪んでいる場合が多くあります。構造的な原因を一緒に確認すべき理由と、矯正時に考慮すべき点をまとめました。
鼻の糸リフトを受けた後に鼻整形を検討する場合、知っておきたい点があります。残っている糸が手術にどのような影響を与えるのか、そしてなぜ難しくなるのかをまとめました。
夏は美容整形を避けるべきという話がありますが、季節よりも重要なのはケアです。夏場の手術で注意すべき点とケア方法をまとめました。
額-鼻の角度、鼻唇角、目の比率、顔の曲線まで。顔を分析する専門的な計測指標と、近年好まれる顔の傾向をまとめました。ただし、これは絶対的な基準ではなく参考値です。
二重とあわせてよく話題になる眼瞼下垂手術。どのような手術なのか、どのような場合に検討され、また必要でない場合もあるのかをバランスよくまとめました。
鼻先が上がって短く見える拘縮鼻はなぜ起こるのでしょうか?拘縮の原因と矯正方法、そして再手術の限界までバランスよくまとめました。
目の下のたるみやクマを扱う下眼瞼形成術と脂肪再配置。両方法の違いとそれぞれの長所・短所、適したケースをバランスよくまとめました。
静脈麻酔の事故がなぜ起こるのか、そして病院と患者がともにどう予防するのかをまとめました。仕組みを知ることで漠然とした不安を減らすことができます。
二重の方式から回復期間、副作用まで。目整形を決める前にあらかじめチェックしておきたい重要事項をまとめました。
鼻筋と鼻先の再建に使われる肋軟骨には、自家肋軟骨と提供肋軟骨の2種類があります。それぞれの特徴と長所・短所をバランスよくまとめました。
鼻筋形成に使われるシリコン、オーダーメイドシリコン、臀部真皮、肋軟骨、肋軟骨細片の特性を比較しました。各素材の長所と短所を知り、自分に合った選択をするための情報をまとめました。
鼻整形において感染は稀ですが、結果に大きな影響を与えうる合併症です。手術前の準備から手術後のケアまで、感染リスクを下げる方法を専門医の視点でまとめました。
鼻整形の結果は手術と同じくらいアフターケアが重要です。手術直後から1ヶ月まで、時期別に必ず守るべき注意点を専門医の視点でまとめました。
プロテーゼと自家軟骨の違い、回復期間、副作用まで。鼻整形を初めて検討する方が最も気になるポイントを専門医の視点でまとめました。
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